【ひとりアンサンブルのススメ】「牧歌」無理やりアンサンブル

「牧歌」アンサンブル

「牧歌」も今までと同じように、サポート演奏をつける形で、アンサンブルにしました。
しかし、正直に言うと、この曲は、パスしたい感じです。
アンサンブルに向いていない。
みんなで、演奏しているイメージがわかない。
のです。

でも、自分が自分に課したお題なので、やってみました。
　　　　　　　　　　　
やるうえで、今までのようにオーケストラを意識するのではなく、
牧場のふわ〜とした雰囲気が出るような、
メルヘンの世界みたいな感じになったらいいかと思うのと

曲の変化の中で、雷がなって、急に雨が降ってというのを
具体的に感じられるように出来たら、
弾くときにイメージを作りやすくなるのではないかという事を考えました。


その中で、基本は変えずに、どうかな。
と思う音源を3種類作ってあげました。

それで、今回の動画は長くなってしまいました。
まあ、作った本人としては、少しの違いでも、気になるところですが、
聴く方としては、たいして変わらないので、どれでもいいよ。
と、なるでしょう。

最後まで聴く人っているかな？
とも思ったのですが、聴いていただければ幸いです。


動画はこちらです。





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posted by K.K. at 19:00| 山口 | Comment(0) | ひとりアンサンブルのススメ | |

【ひとりアンサンブルのススメ】「牧歌」ピアノ演奏のポイント

「牧歌」ピアノ演奏のポイント

「牧歌」のアンサンブル動画をやっとアップしました。
この曲は、あまりパッとしない曲で、中々子供には理解できない曲だと思います。
なので、牧場のほんわかした雰囲気や、天気が急転した様子など、
イメージがわきやすくなればと思い、音源を作ってみました。

ますは、ソロ演奏の注意点です。
テキストには、付点四分音符が66と書いてあります。
一見、ゆっくりのように感じますが、
これは、八分音符３つで、という事なので、１つなら198
ということですから、かなり速いです。

この通りにすると、牧場で、羊か牛かが、
かなりのスピードで走り回っていて、落ち着かないというか、
牧場ではなくなってしまいます。

牧場はハイジのように、大地に寝そべって大空を見ている感じのほうがいいように思います。
このことを考えると、あまり速さにとらわれず、
気持ちを込めて弾ける速さで弾くのがよさそうです。

冒頭の「ソシド　レシミ　〜」
というメロディーこそ、空を見上げているようにおおらかに弾きたいところです。
そのためには、ソとシ　レとミのように離れている音の距離感が大切で、
ソからシに移るとき、手を浮かせ上手に手首を使うと、雰囲気がでます。

装飾音ラシドと弾くところが、初心者には、大変難しく感じるところですが、
力を抜いて、鍵盤の上を拭いている感じになでるとうまくいきなす。

一番、気になることは、左手の和音です。
3和音をそろえて弾くというのが、初心者には難しいのですが、
その上右手より、大きくならないように、気をつけなければなりません。
これは、かなり難しいのです。
私は、動画の中で、これ以上小さくするとかすれてしまう。
というぐらい実はそっと弾いています。
手を寝かせて、弾いています。
機材の関係もあるかもしれませんが、それでも結構大きく入ってしまいました。

中間部の表現も考えなければなりませんが、
まずは、ここまで出来るように頑張ってみてください。


次はアンサンブルについて書きます。
動画はこちらです。





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posted by K.K. at 14:14| 山口 ☁| Comment(0) | ひとりアンサンブルのススメ | |

【ひとりアンサンブルのススメ】「牧歌」・・・思い出

「牧歌」思い出

「ブルグミュラ2５の練習曲」のサブ演奏音源をご紹介しています。
順番から言うと、次の曲は「牧歌」です。

この曲は、一番最初の発表会で弾いた曲です。
小学校3年の春、４月29日です。小倉の井筒屋ホール
ですが、いい思い出ではないんです。

なぜかというと最初は、「アラベスク」を弾く予定でした。
ところが、まじかになって、先生が他の子とかぶってしまったから。
といって、急に変えられてしまったのです。

当時、合同発表会でしたから、他の先生の生徒さんと同じ。
という事が、たぶんプログラムを組むとか、そういう段階になって
わかったのです。

先生は、「だったらうちの子の曲を変えましょう。」
などと、軽く思ったかもしれませんが、
かえられた本人としては、すごくショックです!

「アラベスク」からの「牧歌」ですからね。
子供としては、どうしても速いかっこいい曲の方が好きに決まっています。
せっかく気に入って弾いているのにこんなボーとした曲に変えられて、
面白いはずがないですよね。

でも、当時の子供は、そこで「嫌だ」って言えないんですよ。
仕方ないく我慢して、短期間で練習して弾きました。
嫌々。

だから、ずっとこの曲の事、嫌いでしたね。
それから、こういう穏やかな曲っていうのは、好きになれなかったです。

大人になって、良さもわかり、こういう曲の方が、
表現が色々出来るものだと、わかってきたのですが、影響は大きかったと思います。

絶対にこんなことはしてはいけないと、教える立場になって思います。
反面教師になっています。

生徒にとっては、一回一回の発表会の思い出というのは、
とても大切なので、頑張ってもうまくいかない事もありますが、
私は、精一杯のことはしてあげたいと、いつも思うのです。


アンサンブルデータは、今作っています。
発表まで、しばらくお待ちください。


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posted by K.K. at 21:37| 山口 ☁| Comment(0) | ひとりアンサンブルのススメ | |