K.1とK.2の違い
この曲もひとりアンサンブルのため、データをエレクトーンで作っています。
オーケストラを意識した音作りにしました。
この点はK.1「メヌエットとトリオ」と同じです。
3拍子というのも同じです。
違うのは、テンポです。
K,1は、わりとゆったりした曲で、1小節を123と感じて弾きます。
ところがK.2「メヌエット」は、速い。
1小節を1と感じて、弾きます。
ですから、4小節で、1まとまり、大きくとると、4拍子に近い感覚になります。
全然違うタイプの曲なのです。
ですが、データを作る元のリズムは、同じ3拍子で、打ちます。
ゆったりとした3拍子の場合、全部等速でも、フレーズ感に影響しません。
しかし、K.2のように、速い3拍子は、ずっと等速で弾くと
何かに追われているような、せからしさが、出てきてしまい。
ただ、速いだけの、味気ない曲になってしまいます。
人間らしさ。
が、無くなってしまうのです。
これが、呼吸です。
これをどうするか、とても悩みながら、作りました。
一番、味気なくなってしまうのが、
タンタンタンのリズムの箇所です。
意外に思うかもしれませんが、
このリズムの箇所を、きちんとタンタンタンと弾くと、正確なのに、
間抜けに聴こえてしまうのです。
途端に、血が通わなくなってしまうというのでしょうか。
別物に、なってしまうので、
感情移入というのか、弦や管で、演奏しているように、
弾いて入れるのは厳しい。
何とか頑張ってみましたが、その箇所がが、
もうひと味足りない感じがしています。
本当に、難しい曲でした。
よろしければ、合わせてみてください。
https://youtu.be/uM-MSQM2zr0
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ラベル:モーツァルト