なぜ発表会を行うのか・メリット
「発表会を行うメリット」はたくさんあります
●まず、前回にも書きましたが、
「ひとりで頑張っているんじゃないよ」と、わかることです。
人の頑張りを見て、自分も頑張れる!
上手な人の演奏も、そうじゃない人の演奏も、
人の演奏を聴くことは、勉強になります。
●知らない曲を知るきっかけにもなります。
昔、私が小さい時の発表会は、
ほとんどブルグミュラーとソナチネとソナタ、
ベートーベン、モーツァルト、ショパン
これだけでした。
要するに、テキストに載っている曲しか、先生は選びませんでした。
なので、毎年同じ曲を聴くので、自分がそのレベルになったとき、
ほとんど全部知っている曲になっていて、助かりました。
はっきり言って、私から見れば、先生の手抜きなのですが、
こういうメリットもありました。(笑)
私は、発表会の曲は、長いスタンスで練習することになるので、
長くもつ価値のある曲を渡すように考えています。
「長くもっている価値」というのは、味の出る曲だという事です。
表現を工夫できる曲だったり、弾いているうちに、
曲の深みが感じられる曲だという事です。
表面的ではない曲です。
私は、ひとりひとりの性格を考えて、その子のいいところが、出るような曲を探します。
とても、大変ですが、生徒さんと一緒に頑張れる気がします。
●アンサンブルは、オーケストラの曲など、
エレクトーンも使って、普段では絶対にやらない曲を体験してもらっています。
こんな事が出来るのは、発表会という特別な機会があるからです。
ピアノの曲以外を演奏するというのは、価値があることです。
色々な意味で、視野が広がります。
●そして、何カ月もかけて仕上げた曲をみんなの前で発表する事。
そやり遂げた後の喜びは、経験したものにしかわからない事です。
●発表会が終わった後のレッスンで、いつも感じるのは、
生徒さんが一回り大きくなったな。
という事です。
それは精神面でもあり、技術面でもあります。
普段の、テキストの曲に戻ったとき、
「なんだか、簡単な気がする」と、いう人がたくさんいる事でもわかります。
それだけ成長したのだと思います。
(つづく)
教室のホームページは、こちらから。
ピアノ・エレクトーンの体験レッスンも、
両方で受け付けています。
感染対策をして、お越しください。
下関Lettleピアノ教室
LETTLEピアノ・エレクトーン教室下関

にほんブログ村

にほんブログ村