2024年03月31日

2024年アンサンブル曲 トルコ行進曲 ベートーベン 練習用動画



5000円から始めるピアノ下関ピアノ・エレクトーン教室

発表会アンサンブルトルコ行進曲 動画 


ベートーベンの「トルコ行進曲」の練習用動画をアップしました。
この曲は、同じことの繰り返しで、
練習するものは少なくて済むのですが、
繰り返しの仕方が、厄介で、生徒さんが迷ってしまうので、
練習用のファイルをアップしてみました。

エレクトーンパートのみです。





明日は来年の抽選と、打ち合わせに行きます。
が、最近とても悪い運気が漂っているので、
不安です。
毎年のことなのですが、緊張します。


教室のホームページは、こちらから。
ピアノ・エレクトーンの体験レッスンも、受け付けています。
感染対策をして、お越しください。

下関Lettleピアノ教室
LETTLEピアノ・エレクトーン教室下関
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2024年03月28日

2024年発表会アンサンブル 9.ピカデリー サテイ 解説



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発表会アンサンブルの解説9.ピカデリー 


「ピカデリー」は、エリック・サティが1901年に作曲した作品です。
「マーチ」という副題を持つケークウォーク風の楽曲です。
元々はカフェ・コンセールのオーケストラのために書かれたものでしたが、
1904年にピアノ独奏用に編曲され、そちらがよく演奏されるようになりました。
メロティーが、ピアノの音色によくマッチしているからでしょう。

「ケークウォーク」はドビュッシーの「ゴリウォーグのケークウォーク」や「小さな黒人」で知られていますが、
アメリカの黒人が白人のまねをして踊ったところから始まった音楽で、
同じパターンを繰り返す伴奏と旋律のシンコペーションが特徴です。
「ケークウォーク」は実はドビュッシーよりサティのほうが先に使っていました。

「ピカデリー」という題名について
想像ですが、イギリス・ロンドンに「ピカデリー」という有名な通りがあります。
繁華街にあるメインストリートで、そのようなおしゃれな通りを
当時の屋根のないけして速くない車に乗って、
楽しくドライブしているのかな。
と、クラクションのような音が入るので、感じます。

「カフェ・コンセール」というのは、
モンマルトルにあるカフェ『黒猫』です。
ここは芸術家の集う場所でした。
ここでプーランク、ドビュッシー、コルトーやピカソらと交流があったそうです。
いかにもというメンバーですね。

私の記憶が正しければ、サティを日本で広めたのは、
坂本龍一さんだったように思います。
それまでは、サティなんか、弾く人はいなかった。

変わった曲風が、クラシックの他の作曲家と同じレベルで
取り上げられるようになるまでには、時間がかかったといえます。

今回の発表会では、誰もが思う「連弾」にピッタリな曲なので、
連弾で、弾いてみていましたが、
伴奏をしていて、とても弾く場所を制限されてしまうので、
思い切って、エレクトーンとアンサンブルにしてしまおうかと、考え中です。
ピアノをそのまま生かして、色付けしようかと思っています。





今日であと1ヵ月になってしまいました。
思ったより進んでなく、大丈夫なのかと、不安がよぎります。



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2024年03月25日

2024年発表会アンサンブル ペルシャの市場にて ケテルビー 解説



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発表会アンサンブルの解説. ペルシャの市場にて


「ペルシャの市場にて」は、イギリスの作曲家アルバート・ケテルビーが
1920年に作曲した合唱付きの管弦楽曲です。
作曲者によって『情景的間奏曲』という副題が付けられています。

当時放送局のディレクターを担当していたケテルビーが、
ある番組の穴埋めのために急遽作曲したともいわれています。

この曲からはペルシャの市場の風景が、感じとれます。
砂漠からキャラバンが街の市場に近づき、
出入りするラクダの隊商や蛇使い、占い師、物乞いなどを思わせる曲のモチーフが
想像出来ます。

途中、男声合唱による歌声が入ります。
この声は「バクシーシ、バクシーシ」といっています。
バクシーシとは、喜捨のこと。
イスラームの教えで、持てるものが持てないものに当然に援助する教えです。
裕福な旅人に、物乞いがねだっているのでしょう。

途中曲は一転し、ヘ長調に転調。
テンポもゆっくりになります。
この部分は、『王女の到来』と呼ばれます。

その後、花火の打ち上げのような、ファンファーレで盛り上がりでクライマックスを迎え、
そのあとは、同じテーマが繰り返されて、
再び砂漠の彼方に去って行くキャラバンを表現するモチーフによって消えていくように静かに曲は終わります。


この曲は、クラシックの定番曲だと思いますが、
今時の子供たちは、知らないようです。
そういえば、最近あまり聴かなくなった気がします。

私の中ではこの曲は「アラビアンナイト」のテーマ曲です。
なぜかというと、昔FMに「ふたりの部屋」というラジオドラマがありまして、

「アラビアンナイトを楽しむために」という本をドラマ化したもので、
そのテーマ曲に松武秀樹さんの「ペルシャの市場にて」が使われていました。
松武秀樹さんは、第四のYMOといわれた人で、富田勲さんの弟子だった人です。
「ビーナス」「東方快車」というアルバムが素晴らしく、よく聴いたものです。

「ふたりの部屋」は、良い番組でした。
本をドラマ化した放送だったので、本を読むきっかけにもなりましたし、
音楽が一番影響を受けましたね。
耳だけの世界ですから、頭の中で、世界を広げるのに、
音楽の力がすごかったと思いますし、演奏するときの表現や
イメージづくりにとても影響を受けてたと思います。

子供達には、YouTubeより、こういうものが必要ではないかと思います。





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