2019年05月31日

「白い巨塔」の音楽について



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白い巨塔 5


やはり、音楽は、気になります。
今回、劇中で流れていた音楽は、とてもスケールの大きい感じがしました。
かなり、頑張って作曲し、演奏されたものだったのではと、
思います。力作です。

しかし、全然、メロディーが、思い出せないのです。
これっぼっちも。
老化現象でしょうか?
誰が作ったんだろうと、気にもなってきません。

確かに、大曲でしたが、
でも、このドラマでなくてもいい感じがします。


それに比べて、田宮二郎版の「白い巨塔」の音楽は、
定番といっていいのではないでしょうか。
もう物語とペアになっていて、切っても切れない関係です。

例えば、水戸黄門ならあれ。
銭形平次だったらそれ。
ルパン、巨人の星。ゲゲゲの鬼太郎。

他にもあるとは思いますが、音楽を聴いただけで、
物語が、浮かぶ曲があります。

そういう曲は、もうツーカーの関係になってしまっていて、
差し置いて、違うものを持ってくるのは、
なかなか厳しいと思います。

「白い巨塔」の場合、
渡辺岳夫さんが作曲した「財前教授の総回診が始まります」で始まるこのテーマ曲は
絶品で、文句のつけどころのない、名曲です。
これ程までに、ドラマにマッチしている曲を超えるものを作ることは、
難しいのではないでしょうか。

このテーマ曲のすごいところはは、いきなり、「シー」とシの音が一小節半も
のびるところです。
しかも低音で、玄の音がピッタリ合っています。

調性は、ハ長調。
なのに、シで始まるのです。
つまり、CM7なのです。

かなり思い切った、始まり方でが、。
この伸びたシの音の中に、色々な想いを感じることができます。
とても、不安な気持ち。
なにか、不吉なことが起こりそうな。
しかし、「シトーシソ」と、ちょっと動いた後に、思いっきり、飛躍します。
ラドソミーと。

その飛躍の中に、絶対に「勝って見せる」という強い意志も感じます。
一つ一つの無駄のない動きの中に、
はかなさや切なさ。

人の心のひだのような、細やかな変化を感じることができ、
ほんとに素晴らしい曲だと思います。
この曲に、かなうテーマは、ないと思います。
ずっと、残っていく曲だと感じます。

もし、勇気がある人がいたら、
次にリメイクしたときは、このテーマを今の世に合うように、
よみがえらせてほしいと、心から願っています。




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posted by K.K. at 00:10| 山口 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月30日

「白い巨塔」は、リメイクしないほうがいいのか?



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白い巨塔 4


「白い巨塔」は、名作ですが、書かれたときからすでに50年の時が立ち、
時代背景や、人の意識も変わり、医療現場の環境は、大きな変化で、
病気の治療方法においては、通用しないほどのずれが生じています。

こうなると、リメイクするのが、難しくなるのは当然です。
ならば、もう過去の作品として、葬った方がいいのでしょうか?

いえ、方法はあると思います。
例えば、これは、もう一種の時代劇です。
「昭和という時代の話」として、セットを当時に再現します。
電話も黒電話。
テレビもブラウン管。

手術台も、みんなみんな、昭和のその時代に戻します。
これは、昭和の時代の出来事として、病気も原作のまま、忠実に再現します。

すると、当時の事が理解され、違和感がなくなると思います。


もう一つの方法です。
それは、過去の作品つまり田宮二郎の「白い巨塔」を、
ゴールデンタイムタイムに放送する。
今回は、テレ朝だったから、フジテレビの作品を放送することは、
無理だったとは思いますが、
一致すれば、記念に、こういう思い切ったやり方も、アリではないかと思います。


若い人は、平成版の唐沢寿明の「白い巨塔」と今回を比べて、
ひどい作品だと、言っている人が多いようですが、
田宮版を見ている人間からすると、唐沢版も大したことなくて、
見たときは、がっかりしたものです。

田宮二郎の「白い巨塔」は、本当に、原作に忠実だから、
見たほうがいいと、思います。
ぜひ、見ておいてほしいと、思います。


つづく


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2019年05月29日

白い巨塔」(朝日)を見て感じたやっぱり・・・その3



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白い巨塔 3


4つめのやっぱりは、がんの告知の問題。
「がんは告知しない病気」というのが、原作当時の常識でした。

ミスでなくなった佐々木さんや財前の病気を変えないと、
今の時代についていけないのは、当然ですが、
がんの告知をしない前提で書かれているストーリーに
今の時代をはめ込むのは、やはり無理が多すぎたと思います。

病気を知らされない財前が、鏡の前に写る自分の状態を見て疑いを持ち、
自分で診断をする。
医局まで押しかけてカルテを探したり、
それでも納得がいかずに里見を訪ねたり、

本人には話さない。
ということで、どれだけ本人を不安にさせ、対応する周囲の人間が苦しむか、
それは体験したことがないとわからない壮絶さがあります。
そこから生まれたストーリーを、変えるのは
無理としか言いようがない。

それゆえに本人に、ちゃんと伝えたかというところが、
うやむやにして、無理やり、里見の診断を仰ぐ
というところだけ、残して感動を誘おうとしても、
わざとらしい感じがぬぐえず。

特に最後の回は、話がすっ飛んでいる部分が多く、
本人は、痩せてもなく、肌もつやつやしているのに、
急に手術不可能、余命わずかと言われても説得力がなかった。、
物足りない感じだけが残りました。


5つ目
やっぱり残念なのは、東佐枝子の存在感のなさ。
里見の奥さんとの関係性など、切ないはずなのに、
こんなに軽く
自分から「好きです」って、言うはずがない。
全然ダメ。
さわやかさはあったかもしれませんが、
思慮深さもなく、幼稚で、
いなくてもいいような感じになってしまい、残念。

花森ケイコは、女子医大出なのにバーのママをやっている
頭の良さと、気高さとを兼ね備えているハンサムな女。
なのに、今回は、頭の良さを、感じられなかった。
賢さを感じられなかった。

ケイコは、傲慢そうに見えて、実は小さな心づかいのできる人で、
財前のお母さんの事も、常に気にかけていた。
そういう場面もなかったのは残念ですね。

太地喜和子さんの演技は、これらをすべてクリアして見せてくれていた。
美人ではないけど、美人に見せてくれるすごさがあったと思います。


つづく


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posted by K.K. at 14:32| 山口 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする